【休憩】Fischer’s-フィッシャーズ-の動画はなぜ試聴されるのか?
3月1日〜3月29日までの動画を分析してみる。
動画タイトル(上から日付順)
1)【パルクール教室】テラスアスレチックスで新しい動きの挑戦しまくってみた!!
2)【激痛】自分にムカついた。
3)【ONE CHIP CHALLENGE】世界で一番辛いお菓子ワンチップチャレンジでASMRできるかな🔥!?【PAQUI】
4)【最大級】LINEの友達だけで巨大借り物競走したらとんでもない物集まったwww
5)超巨大コーンポタージュなら熱々でも全部飲み干せるんじゃね〜か!?
7)【24kg】コーンフレーク風呂作って食べまくるチャレンジで大騒ぎ!?
9)視聴者が考えた超難問フィッシャーズクイズでもご本人なら満点とれんだろ!!
11)【世界最大】アスレチックタワーでの高所大嫌いな男がおもしろすぎたwww
12)【本気】パルクールをガチで練習したら成長速度がやばかった!?【アスレチック】
13)ノーハンド茶碗蒸しチャレンジで俺らに勝てる人いねぇだろ!?
14)チョウザメ釣れるまで帰れませんで超巨大なサメが出現した!?
16)シルクの本棚紹介でマンガ何千冊あるのか判明しました!!
18)【早食い】ペヤング焼きそば“マシマシキャベツ”が大量すぎてビビった!!
20)バッティングセンターでホームランの的当たるまで帰れません!!
21)【爆笑】シルクお父さん「旅立ちの日に」歌ってみた。
22)【大食い】大好物ピスタチオ100個チャレンジくらいなら余裕でしょ!!
24)【CM化】絶対に鳴らしてはいけないスネハーモニカで勝ち残るのは誰だ!?
25)YouTube卒業式〜フィッシャーズより〜
26)【大食い】超巨大マウンテン天丼がマジでデカすぎる!!!
27)【集合】フィッシャーズメンバーの1日に密着!?【ルーティーン】
28)【外出自粛】王様が相手をしてやろう。
タイトルの特徴
タイトルでは【】や、!?などの記号が多く使われている。文頭の【】によって動画の概要などを一言(全てが名詞)で言い表している。【】を使用している動画は、新規の視聴者にも受け入れられやすいもので、内輪ネタが少ない内容になっている。動画タイトルの傾向としては、内容を語る上で必要になる「5W1H」のどれかが足りないものになっており、そこでどれだけ好奇心をくすぐれるか、となっている。
サムネイルの特徴
文字を使用している場合、目に留まりやすい「赤」を「白枠」(見にくい時には更に「黒枠」もしくは影)で囲んでいる。逆にいうと赤色が映えるぐらい、サムネイルの背景が鮮やかな(色が多い)ものが多い。サムネイルの文字は、動画タイトルを更に要約したものになっている。サムネイルに使用している画像は、一目で動画タイトルをあらわしている。さらに、動画の核となる部分、例えば大食い・漫画なら「量」、スネハーモニカなら「痛さ」などがわかるようになってる。
動画内容の特徴
新規向け・ファン向けに分けた場合、動画の本数的にはほぼ同じ、新規向け内容に分けたものでもファンは十分楽しめる内容のため、チャンネル全体を上昇させようとしている。フィッシャーズは「子供でもできそう」「子供心を持った大人もやりたくなる」そんな内容が多く、自分の経験を動画に仮託している視聴者が多いだろう。フィッシャーズの武器である「体を使用する」ことを最大限発揮し、子供から(フィッシャーズと同年代かそれ以下の)大人までが楽しむ内容となっている。フィッシャーズよりも年上の人からすると、動画内容は「子供っぽく」見え、現実を知っている大人からすると、「羨望」「嫉妬」の対象になってしまうため、若者向けのコンテンツとなっている。
まとめ
フィッシャーズには「実績」があるため最低限の品質が保証されている。が、その分ハードルも高い。「目」で楽しむ内容のため、字幕などはかなり見やすくなっている。くどい動画編集をしていないのは個人的に好きである。そしてフィッシャーズは「試聴回数」が武器にもなる。
フィッシャーズの最大の武器は「ファンの多さ」、つまり「保証された再生回数」である。最低限の再生回数があると、それが「なぜこれだけ再生されてるか?」など別の角度から興味を引くことができる。