漫才の教科書をつくりたい

メインは、若手芸人が、その4分間に人生をかける、年に一度の祭典『M-1』に見出せる「おもろい」を分析していきます。

2020-03-29から1日間の記事一覧

『M-1 2017』「和牛」決勝・1回目の考察

テーマはウェディングプランナーと大衆受けしやすい。 ボケを普通のことのようにさらっと言うため、ツッコミが際立つが、近代漫才の特長である「複雑な言い回し」「奇抜なワードセンス」は一切問われない。ストレートなツッコミが最大の武器となる。 この漫…

『M-1 2017』「とろサーモン」決勝・1回目の考察

考察 「他の芸人とは違う。」と素人の客にも思わせるような最初と最後。最初の掴みが、キャラ作りを兼ね備えており、「4分」という短い時間のため、時間対費用が最高だった。久保田のだるそうなキャラは、漫才中の長文セリフを言う上で効果的に「ギャップ」…